「付き合おう!漣瀬君!」

私がそう答えると、漣瀬君はニコッと笑った。

「決まりだね!じゃあ、これからよろしくね!

俺の彼女のマオ!!」

そんな物凄く意味のわからない展開で、私と漣瀬君は恋人同士になったのだ。

その後、私と漣瀬君は2人でスマホゲームをした。
最初は授業をサボっているという罪悪感があったけど、漣瀬君が教えてくれたゲームは本当に面白くて、私はいつしか時間を忘れてゲームに夢中になっていた。

6時間目が終わるチャイムが鳴ると、教室に戻った。
すると、案の定、担任の先生が鬼の形相で私たちを迎えた。

「漣瀬君!待田さん!5、6時間目サボって何してたの?!」