「あ、俺、漣瀬。漣瀬 銃偉人(ナミセ ジュイト)。拳銃の銃に偉人て書いてジュイト。面白いだろ?」

ククク、と笑いながら、男子生徒…漣瀬君は再び机に突っ伏した。


これが、私と漣瀬君の出会いだった。



の、だが!!

後の学校生活で彼に振り回されることなど、この時の私は知る由も無かった。