「…で?遊ぶって何?あ、飲酒とか喫煙とか犯罪はお断りだからね?」

逃げようとしても私は足が遅いから無駄だと開き直り、私は漣瀬君から逃げるのを諦めた。

「馬鹿だなマオは。俺がそんなことをするような人間に見える?」

「見える。」

真顔で即答した私にむすっとした顔で「ひでぇ」という漣瀬君。

「ま、いいや。マオ、スマホ持ってる?」

「あるけど…何?スマホゲームでもすんの?」

私が適当に言うと、正解っ、とウインクをした漣瀬君。私は思わずため息をついた。