さて、私の後任が来るようです。
凄いですね。
求人票を見て騙されて来るのか、
私の代わりを必死なのか、
分かりませんが、3週間足らずですよ。
とりあえず、私が自己作成したマニュアルを用意しました。
営業向けや店舗向けにありますが更新なんて手付かず、更に経理部向けなんてありませんからね。
私が、休憩時間やプライベート時間を潰してイチから作成し、ポイントなどをまとめたマニュアルです。
私が退勤した後に疫禅士さんが顔合わせして、軽く入社説明とか今後のあらましとか話をするそうで、私と顔合わせ&引き継ぎ開始は3月11日になりました。
一週間でどれだけ引き継ぎ出来るのやら。
私が有給消化に入った後は仕方がないから疫禅士さんや井狭岳さん、世匙訳さんが指導するそうですが、出来るだけ完璧に出来るように仕上げろという圧が凄い。
なので、私がいなくても出来るようにはマニュアル類はまとめているのですけどね。
さてさて、3月11日。
時間になっても後任さんは来ません。
もしかしたら、疫禅士さんとの顔合わせの時に予定が変わったのかもしれません。
(一度予定変わっているんですよね。疫禅士さんが後任さんとのメールの日付を見間違えていて、4日ほど後ろ倒しになって3月11日になったんです。私に急ぎで急ぎでって、用意させたのはなんだったんだって感じです。)
いくらなんでも私が引き継ぎをするのですから、私に連絡がないなんて人としてあり得ないですからね。
疫禅士さんは出張で音信不通なので、明日帰ってくれば変更内容は分かるでしょう。
3月12日。
疫禅士さんは何も申しません。
今日も後任さんは来る予定なんです。
時間を過ぎても来ていないんです。
仕方がないので、仕事の隙間を見付けて疫禅士さんに聞いてみました。
「後任さんって何時ぐらいに来る予定ですか?聞いていた時間過ぎていますけど、予定変わりました?」
すると衝撃的な発言が。
「は?来ないけど。辞退の電話あったから。」
「えっ・・・、引き継ぎはどうすれば」
「ああ、引き継ぎは必要ないから、終わったとこまで分かるように簡単にまとめて、私に社内システムでくれたらいいわ。」
だそうです。
衝撃的極まりありませんね。
辞退理由は分かりませんが、非常識だと疫禅士さんと井狭岳さんと世匙訳さんがグチグチ言っていました。
しかし、私は貴女達の非常識さが滲み出てたんじゃないかと密かに思いましたよ。
それと。
正直、ここまでとは思いませんでした。
まさか、引き継ぎする本人に伝えないなんてことが起こるなんて。
まあ、引き継ぎしなくてよくなって良かったですけどね。
何故なら、私が教えたそばから目の前であーでもないこーでもないなどと井狭岳さんや世匙訳さんが怒りを撒き散らしますからね。(私が自分達の思い通りに教えることが出来ないからです。)
もうこうなったら最終日まで、突っ走るだけです。
3月19日、最終出勤日です。
今日を乗り切ればもうオサラバです。
と意気込んだら、初っぱなから出鼻を挫かれました。
なんと、疫禅士さんが出張でいませんでした。
お菓子もちゃんと用意したんですよ。
というか、最終出勤日の感じが全くしません。
何故なら、通常業務しかしていないからですね。
後任はいなくなってしまいましたし、
引き継ぎは、疫禅士さんに社内システムで連絡ですし、
仕事はどんどん溜まりますし。
とにかく、出来るところまでは、と。
社内システムで、最終的な挨拶もして、疫禅士さんにも引き継ぎの連絡をして。
250%、物凄く、全力の全力で頑張りました。
が。
井狭岳さんと世匙訳さんが、帰る3分前に。
「引き継ぎ聞いてないけどないんだよね?」
「私達がやってあげるってこと理解しているの?」
と聞いてきたので。
「引き継ぎは疫禅士さんに」
と、答えようとしたら。
「はぁ?疫禅士さんは関係ないでしょ。」
「報連相出来てないし。」
と、言われてしまいました。
疫禅士さんに報告した引き継ぎ内容と同じ内容を、井狭岳さんと世匙訳さんにしました。
定時より2分オーバーしたことも含めて、グチグチ言われながらお菓子を世匙訳さんに渡して。
私からお菓子を渡されて、ああ。の一言だけで、さっさと井狭岳さんと世匙訳さんは帰って行ってしまいました。
さすが、情緒も何もあったもんじゃないですね。
何にしても、最終出勤日終了〜〜!!!
有給も順調に消化し、
無事4月1日より新しい職場で働いております。
と、こんな感じで私の軌跡は終わりを迎えました。
1章はつらつらと書き連ねましたが、いかがだったでしょうか?
もう終わったことなのに、書いているだけでイライラ、胃がキリキリ、気分を害するって凄いですよね。
疫禅士さんばかりで、井狭岳さんと世匙訳さんがあまり出てきていませんでしたが、安心してください。2章はバンバン出て来ますので。(笑)
とにかく、今は辞めて良かった、の一言につきますね。
体の疲れは休めばある程度は回復しますが、本当に心の疲れは休むとかちょっとだからとかで何とかなるものではないと、痛感した14ヶ月でした。
2章はですね、簡単に言えばパワハラストーリーです。
厳密に突き詰めればパワハラではないのかもしれませんが、私があの人達にされたこと、言われたこと、感じたこと、嫌だったこと、などなど。
こちらも書き連ねていきます。
パワハラというより、私的には、私とは違うんだなぁと思うことばかりでした。
私は絶対しないというか、考えもしないというか。
何にせよ、異世界の人達でした。
求人票って求職中の人にとっては本当に本当に大切です。
それが現実的になっていないって、企業の評価を下げていることが分からないんですかね。
求人票が目先ばかりだと、当然企業も目先ばかりで将来的なことなんて考えていないんです。
この企業もそうでした。
全ての企業がこのような感じではないと思いたいですが、求人票に書いてあることを鵜呑みにするのは危険だということを学びました。
私の場合ですが、非現実な求人票と現実を見比べてみましょう。
*福利厚生が充実
↓
1章でもふれましたが、これは名ばかり、というか、大部分が一部の人だけが受けれる恩恵でした。
社会保険
→完備でした。
健康診断
→年1回、私も受けれました。
完全週休二日制
→経理部は問題ありませんでした。
店舗は24時間営業なので、店舗作業員や休みをずらしている営業は働いていますが、経理部の業務的にはほとんどの営業は同じ日程で休みなので、休日に仕事は溜まりません。
有給休暇
→私は手術時と退職時に若干強引ではありますが、取れました。
有給は総務部が管理しているので、経理部以外も問題無く取得出来ますが、営業や管理職は社用携帯を持っているので、お客様によっては休日や有給時にも対応せざるを得ないようでした。
夏期休暇
→2日ではありますが、ないよりマシですね。
年末年始休暇
→3日ではありますが、夏期休暇同様ないよりマシですね。
交通費支給(上限2万円)
→実費支給ではないので、営業など異動があった場合は持ち出しだそうです。
残業手当
→これはタイムカード(ICカード)で管理していたので、未払いはありませんでした。(残業の強制はありましたが。)
確定拠出型年金制度
→得意な人にとっては嬉しい制度でしょうが、私にとっては退会手続きが面倒でしたね。
しかも社内規程で在籍3年未満は掛け金没収なので、よっぽど支払いたくないんでしょうね。
掛け金は会社負担なので、実質退会の手間だけですが、3年以上在籍している人は稀ですね。
慶弔休暇
慶弔災害見舞金
ターミナルケア休暇
住宅手当
保育手当
→これらは当てはまりませんでしたので、実情は不明瞭ですが、取得は出来ているようです。
社員旅行(海外)
→積立金をしないと行けないようでした。元から行く予定は無かったので、積立はしていませんでした。
配置転換制度
→これは店舗作業員や営業向けですが、どこの部署でも大丈夫のようです。希望が通るかは別ですが、おそらく括側さんはこれで経理部に配属になったようですね。
ただ、希望よりは人手不足の部署に回されそうですけどね。
持株会
→そもそも株はしないので、スルーしました。
ノー残業デー
→社内システムで連絡はきますが、連絡だけです。
実家帰省休暇
→ 都会近辺しか事務所や店舗が無いので、余程の人じゃない限り当てはまりません。
育児休業
→実態は法律以上は取れません。
一人暮らし補助金(実家から遠距離の人のみ)
→実家帰省休暇と同じく当てはまる人がほとんどいません。
昇給
→ランクがあってランクアップしないと昇給しません。経理部は余程のことが無い限りはランクアップしませんので、昇給も無いです。しかし、エリアマネージャーや店長がゆるいエリアの営業はランクアップしやすいようです。
賞与
→これは会社の業績によるので、無くても問題はありませんが、無いと悲しいですね。私の在籍中はありませんでした。
財形貯蓄
→記載されているだけで、説明すらされませんでした。
社員割引
→社内コンテンツを5%割引してくれるだけでした。利用しているのはおそらく店舗に出入りしている人だけですね。
部活費補助
→社内システムで開催します。とか連絡がありますが、盛り上がりはほんの一部だけのようです。
社内無料勉強会(外国語等)
→これは井狭岳さんや括側さんの勉強会ですね。講師を招いてなんてことは無いようです。
社内奨学金
→余程の成績を上げた人が受けることが出来るようですが、取得した人はいないようです。
資格取得補助
→社内規程で決められたかつ上位の級で、しかも上司が認めたら受けられます。(正しく言えば、上司が認めなければ、たとえ合格したとしても補助を受けられないということですね。)
社内交流イベント
→一部の人が飲み会をしたいだけすね。歓迎会もこれに含まれていました。
配属先に合わせた研修
→確かに研修はありました。営業の為のですが。配属先になんて全く合っていませんでしたね。