苦手なことにフォーカスして、克服して成長しろなんて、川の流れに逆らっているようなもので、時間を割いてひたむきに頑張っても成果が表れないなら、自信が削がれるなら、得意なことを伸ばせばいい。
出来るようになろうとすることは大切ではあるけれど、出来る得意なことを他人の分までカバー出来るだけの力をつけて、極めて、その道のプロフェッショナルなスペシャリストを目指せばいい。
自分に出来ることがやるべきこと、自分が出来ないことは出来る人に任せて、自分の長所を、強みを、自分の領域でしっかりと全力で発揮すればいい。
様々な人の考えや価値観、過去の成功や失敗から未来に繋がるヒントを枠に囚われることなく、柔軟に見つけ吸収し自分の糧にしながら、暗中模索でも判断力と行動力を駆使して確かに前進しコツコツ人生を築ける建築家。
理想や正解が見付けられない、反省や葛藤が尽きない自分でも今ここに存在しているだけで良いと言い聞かせることで、自己肯定感を高めて。
理解してとも共感してとも言わないから、否定だけはして欲しくないよね。だって君の見える感じる世界は、他人の普通と違って良いのだから。
私の場合、トイレとかで1人になれる一瞬、
目を閉じて、
胸に手を当てて、
意識的に呼吸をゆっくりして、
大丈夫大丈夫、と繰り返していました。
気休めかもですが、知り合いの医者から言われたこともあって実行していました。
(効果はなんとなく落ち着いたかなって感じでした。)
普段、性格診断とか占いとか好きなんですよ。
(良いことしか信じませんが、不思議なことにどれも同じような結果になるんですよね。)
基本的に良いことが書いてあるので、自己PRを考える時、盛り込んだりして活用していました。
先に書いたHSPや内向型も、生きづらいと言われますが、裏を返せば長所になると思うんです。
自己PRの長所は長々書けないので、ギュッと凝縮してみました。
●INFJ型である
●纏めたり整理整頓したり、粘り強くコツコツ積み上げるのが得意で、根気の必要な作業であっても忍耐強く集中力を継続しながら捌ける
●(マルチタスクであっても他人に強要されなければ)他人の経験を吸収しながら自分なりの方法を編み出せるので、臨機応変に乗り越えられる
●現状に満足せず常に完璧を目指していて、目標を主体的に定めて達成し、信念を貫きながら長期的な成長を築ける
●異なる部分を認め理解しようとしたり、良い部分を見付けようとしたりと、広い度量で他人を否定せずに育てられる
●(周りに流されたり誰かに責任を押し付けることなく)全体の様子や状況を冷静に見極め、足りないところをサポートする縁の下の力持ち
●マイペースに決断する芯の強さと、他人に合わせられる水の様な柔軟性を兼ね備えていて、真面目で誠実であるので信頼を得られる
一言で言うなら、《整理整頓が好きな他人と行動を共に出来るマイペースな縁の下の力持ち》といったところですかね。
『ああ、死にたい。』そう呟く18時37分
いかがだったでしょうか。
色々思いが込み上げて、まとまらなくて。
本当のことなのに。
本当のことだからですかね。
なかなか進まなくて大変でありましたが、なんとか書き上がってホッとしています。
しかしながら、いまだにトラウマなんですよ。
あの人達に似た人を見たりあの人達に似た音を聞いたりしてしまうと。
フラッシュバックして身構えてしまったり、思い出して胸が苦しくなってしまったり。
ドキドキモヤモヤ、不安に駆られる。
それでも私が、私の人生を終わらせることなく続けていられるのは。
インターネットと気付きと運です。
インターネットがあったから、踏み止まれた。
気付きがあったから、一歩を踏み出そうと思えた。
運があったから、踏み出した歩みを進めていける。
運、大事です。
2月に内定無かったら、失業ですからね。
(失業になっても辞めたかったですがね。)
そして、維持していかなければならない健康。
めちゃくちゃ大事です。
当たり前ですが、当たり前が奇跡ですよ、本当。
最後に。
あとがきらしく、ちょっとした裏話でも。
この物語は主人公の大河内だけではなく、筆者にも当てはまるといいますか。
実はこの物語、実話を元にしたフィクションなんです。
秘密保持の観点から個人名や企業の情報は架空にしています。
(この物語は実話を元にしたフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。と、ドラマの注意書きのように書いておきましょう。)
しかし、受けた仕打ちについては誇張は無く、仕上がりは寧ろかなりマイルドで、無自覚の本人達には分からないと思います。
私以外には誰にも。
分からなくていいんです。
戦わなくていいんです。
勝たなくていいんです。
逃げていいんです。
勝ち負けとか、キャリアとかより大切なんです。
人生は。
だって、死にたくて生きているんじゃなくて、生きたいから頑張っているんです。
その為にも心身共に健康でいなくちゃいけないんですよね。
さて。
ここまで読んでいただきまして、誠にありがとうございました。
この言葉をもって、物語の結びの言葉とさせていただきます。
読んでいただいた方の心にそっと寄り添える物語になることを願って。