それから数十分後。一年生の時と何ら変わりのない淡々としたホームルームは終わった。
「水希ー!かーえろっ!」
ホームルームが終わってから数分したところで裕亜があたしの席にやってきた。
「えっ、ちょ、待てって...。裕亜、準備早すぎない?ホームルーム終わってから五分も経ってないよ?」
裕亜を見ると、手には通学バッグを持っていて、制服まで着ている。
「んー...、まあね。あたしこういうのだけは早いから。ヒヒヒ」
「いや、笑い方変だな。ってか、裕亜って部活入ってんの?」
あたしは帰り支度をしながら裕亜に問いかける。
「いえっ!!立派なニートでっす!」
裕亜は敬礼のポーズを取りながらそう答えた。
「水希ー!かーえろっ!」
ホームルームが終わってから数分したところで裕亜があたしの席にやってきた。
「えっ、ちょ、待てって...。裕亜、準備早すぎない?ホームルーム終わってから五分も経ってないよ?」
裕亜を見ると、手には通学バッグを持っていて、制服まで着ている。
「んー...、まあね。あたしこういうのだけは早いから。ヒヒヒ」
「いや、笑い方変だな。ってか、裕亜って部活入ってんの?」
あたしは帰り支度をしながら裕亜に問いかける。
「いえっ!!立派なニートでっす!」
裕亜は敬礼のポーズを取りながらそう答えた。