チュンチュン

重たい瞼を開ける。

目の前に広がるのは白い天井。

横を向くと、茶色いドア。

前なら、流星が起こしてくれてたけど、

っていつまでも流星に浸ってたらダメだよね。

私は、学校に行きたくない気持ちを抑えてリビングに向かった。

「お母さぁん。今日の夜ご飯ハンバーグがいい」

妹の明るくて楽しそうな声が聞こえる。

「ふふ、ハンバーグね。任せて」

母が張り切って答えている。