それ以来会わずにいた千景が
今、目の前にいる



自然と震える私の体



体が千景に恐怖と怒りを覚えていた事を知らせる




千「震えてるよ?大丈夫?」

玲「ふざけんなよ……あんたの、
あんたのせいじゃんか!!!」

千「なぁ、俺の事まだ好き?」


馬鹿じゃない?
好きな訳ないじゃん
あんたが憎い


玲「ばっかじゃない?自惚れんなよ…」


そう言って私は千景に掴まれていない手の方で
思いっきり千景に殴りかかった


将「玲!!!」

殴ろうとした手が止まった