「おぃ……」

剣一が震えた声で長身の男を指差す

「君たちは礼儀がなってないんですね。全く。」
「おじさん…何で…耳がとんがってるの……?」

「結花っ!留歌っ!そいつから離れろっ!!」

銃を構えた樹。

棚の後ろに隠れた留歌と結花