「ピピピピ、ピピピピ」 目覚ましの音が鳴って俺は起きた。 頬を触ると涙が流れていて。 まただ。 俺は舞が死んでしまってから舞の夢をよくみるようになった。 ―――菊池舞。 俺の幼馴染だった彼女は事故で死んだ。 あれからもう2年以上の月日がたつのに、俺はあれから立ち止まったままで。 いまでもみる夢は舞が事故にあった1週間前くらいのときの会話だったと思う。 大ちゃんだけの太陽でいい、大ちゃんを照らし続けたいといってくれた舞の姿がいないだけで俺は無気力だった。