パーカーの帽子を被り、

マスクをした男の前に、

女が立った。





「…あの狂人さん、


私、



…もう嫌です。

人を殺すなんてっ……、」




俺は、短刀を女の首に近づける。




「辞めるなら、もう用無しだよな。」




俺は女をソファに倒し、

女の両手を持っていた縄で拘束する。




「ひゃっ、な、なんで!」





「なんでかって?

はっ、どんだけめでたい頭だ。




人を殺した後に、

無事に戻れると思ったか?」



女が涙目になる。


だが、はっとして俺を見る。




「で、でも!島原さんは!」




「あぁ、あいつか…。」




「そうですよ!

島原さんは無事で私がダメな理由はっきゃっ…、」



俺は女の上着を破き、下着姿にする。



「そういえばあいつ、

島原だったっけ?

いい顔してたよ。」





「え?どういう?」




「あいつの死に際の顔。」




「…そ…んな、

私は、私は…、


いやぁぁぁぁぁぁあ!!」



あぁ、この顔だ。

凄くいい!


まだ希望が残ってる顔から、

絶望の顔に変わるこの瞬間…!




でも俺はまだ物足りない。


次のネタを女にやる。




「あぁお前って、


彼氏がいるよな。」



そういいながら、

俺は一つのボタンを押す。



ドサッ



「な、いや、なんで…!」


女が目を見開き、落ちてきたものを見る。


それは拘束され、到底動けそうになさそうだ。



「み、き…?」


状況を理解出来ない女の彼氏は、

か細い声で女の名前を呟く。



「総?!


総は関係ないでしょ!

総を離して!」


俺をキッと睨む。


「あぁ、これ以上あいつには何もしない。」



「じゃあ、なんで総を!」



「それはこのほうが、


お前がいい顔をするからだ。」




「…は?」




俺は、


女の彼氏の前で、


女の体を弄りだす。