うーん。
どうしたら、こっち向いてしゃべってくれるんだろう……。
とりあえず、一方的に話しかけるしかないな。
「外の景色、すごくきれいだね」
「…………」
「私、こんなにきれいな景色を見るの、はじめてなんだ!」
「…………」
「誰かと一緒にいるときも、外の景色はきれいに見えるだろうけど、ひとりでいるときもきれいなんだろうなぁ」
「…………」
「あはは、ちょっと興奮してきちゃった。
きれいな景色見ると、テンション上がっちゃうんだよね」
「…………」
ん?
薫くん、体が震えてる?
寒いのかな。
いや、でも今は夏だから、寒いなんてことはありえない。
じゃあ、いったいなんで……。
「薫くん……?」
どうしたら、こっち向いてしゃべってくれるんだろう……。
とりあえず、一方的に話しかけるしかないな。
「外の景色、すごくきれいだね」
「…………」
「私、こんなにきれいな景色を見るの、はじめてなんだ!」
「…………」
「誰かと一緒にいるときも、外の景色はきれいに見えるだろうけど、ひとりでいるときもきれいなんだろうなぁ」
「…………」
「あはは、ちょっと興奮してきちゃった。
きれいな景色見ると、テンション上がっちゃうんだよね」
「…………」
ん?
薫くん、体が震えてる?
寒いのかな。
いや、でも今は夏だから、寒いなんてことはありえない。
じゃあ、いったいなんで……。
「薫くん……?」