さすがに好きっていうのは
なんか腑に落ちなかったけど
”生きたい”
私のそう思う気持ちが最終的に後押しした
「ていうか沖田さん
他に頭に浮かんだ作戦はなかったんですか?」
ちょっとムッとしながら聞いてみた
「んーねぇな。まあ好きって言われて
嫌な奴はいないだろ?」
と、言いながら沖田さんはニヤニヤ
「まあでも…助けてくれてありがとうございました」
「どうって事ねーよ。気にすんな
もう夜も遅いし、寝るぞ」
「あの、私の寝室はどこですか?」
「どこって、俺の部屋だけど?」
「アホかお前!夏、お前はあっちの部屋だ。行け」
「はっ、はい!」
「邪魔しないで下さいよ、土方さん」
びっ、びっくりした……
てか土方さんいつの間に!?