「…なんか聞き覚えのある名前なのよねえ」



「だよねっ!あたしも何か聞いたことあるような…。」



えっとうーん…。


いくら考えても思い出せない


あとちょっとなのに!



そう大声で叫びそうになったとき



「あっ!!思い出したわ!ほらっさなが小さい頃に近くの公園でよく遊んでいた子じゃない!?」



「あとちょとな…そうだよ!おかあさんナイスだねえ」



えへへと自慢げな顔をするおかあさん…


…年齢考えろよ。



とかも思いつつ



「それで、その子の名前が…」



「「しゅうちゃん!!」」


見事なぐらい声が重なった。