「んーなんかね…」



朝ごはんの食パンをかじりながら話した



「小さな頃の夢なんだよね〜男の子と砂場で遊んでるんだけど…」



話を聞くあいだおかあさんは、輝いた目でこっちを見てくる。



絶対楽しんでるな…これ。


「その男の子を必ずあたしが呼ぶの…しゅうちゃん!って」



「ふ〜ん、それだけかあ」


おかあさんは、なーんだみたいな顔をしている。



「そんな気に止める夢でもないじゃん」



「そんなんだけど…妙に不思議じゃない!?」



「全然。あっ!でも今思い出したんだけどね、えっとね!」



「そんなもったいぶらなくていいから早く教えてよ!」



次の言葉が気になって気になってしょうがなかった