俺は、入学式に出席するため、
南稜大学附属高等学校に来ていた。
俺は、クラスが書いてある紙をみて、自分の名前を探していた。
すると、
「ゆうき。3年間よろしくな。」
と、中学から一緒の隼人が言ってきた。
「おう。よろしくな。」
と、返した。
それから、隼人と一緒に名前を探していた。
俺と隼人は、1-A だった。
「一緒だな!」
「おう!」
と、2人で言い合っていた。
名前を探していた時、気になった名前があった。
それは、
田代咲桜
という名前だった。
俺は、綺麗だなと見とれていた。
名前にみとれていた俺に、隼人が
「早く教室行くぞー」
と言ってきたので、
教室に急いで行った。
初日に見とれていた、田代咲桜 に振り回される1年
になるとは、想像もしていなかった。