「土中優希くんいますか?」

と、俺を尋ねてきた女の子がいた。

「名前は??」

「柴田きららです。
ちょっといいですか?」

彼女は、顔を真っ赤に染めて言ってきた。

「うん。」

俺は、彼女について行った。

着いたのは、校庭の桜の下だった。

「ずっと好きでした。付き合ってください!!」

と、女の子は、顔を真っ赤に染めて告白してきた。

「ごめん。好きな人がいる。」

と、俺は、断った。

「それって、田代咲桜さんですか??」

と、きららは、言った。

「そうだよ。じゃぁ、俺、用事あるから。」

と、一言残し、その場を去ったのだった。