少ししてから私は戻ってくる綾の姿を見つめる


泣いている事を忘れて

そして、綾は私を見て目を見開いた


涙を流し続けている私


雅「え、なに?」

綾「なんで泣いてんだよ…


ハッとしてすぐ涙を拭う

綾は私の腕を掴み綾の手で涙を拭う



やっぱり綾は優しいね…

でも、泣いているところを綾に見られた


雅「泣いてない」

綾「泣いてんじゃん」

雅「綾が悪い」

綾「……意味分かんねえ」

雅「でしょうね、私も分かんない」

綾「なんだそれ」



ほんとはわかってる

綾がそっちに行くからだよ

だけどそんな事言えない