綾「なんかヤケにみや素直じゃん」

悪戯っぽく広角をあげる綾



当たり前、綾が戻って来たんだもん


雅「たまにはね」


やっぱ素直には言えない


綾「ふはっやっぱ雅は雅だわ」

雅「なんだよ」

綾「べっつに?雅、可愛いよ」



は?今なんて言った?
反則だよ


返事ができない
恥ずかしくて俯いてしまった


そしたら綾は私の頭を撫でた


久しぶりの綾の温かい手

この手が本当に大好き

この手は私だけの宝物