―――――――――
入学式から早いものでもう1ヵ月以上が経っていた。
あたしと龍仁の暮らしブリといえば………
―――――――――
「おいコラ!てめーいつまで寝てんだっ!起きろ!」
龍仁の部屋のふすまを勢いよくあけて叫ぶ。
いつものこと。
この1ヵ月で気付いた。
どうやらコイツ、
超低血圧!
朝が相当苦手らしい。
あたしが起こさなければいつまででも寝てるぞ、たぶん。
「……うーん…うん……………スーッ…」
あたしの呼び掛けに一瞬反応したがまたすぐ眠りにつく龍仁。
これもいつものこと。
「起きろっつーの!」
あたしはズカズカと部屋に入ると龍仁が寝ているそばにしゃがんだ。
「…うん……あと5分………」
「ダメ。」
「………3分……」
「ダメ。」
「……いっぷ………」
「それ以上ねばんなら、チューすんぞ。」
「起きます。」
食い気味で言葉をかぶせるとすんなり起き上がった。
入学式から早いものでもう1ヵ月以上が経っていた。
あたしと龍仁の暮らしブリといえば………
―――――――――
「おいコラ!てめーいつまで寝てんだっ!起きろ!」
龍仁の部屋のふすまを勢いよくあけて叫ぶ。
いつものこと。
この1ヵ月で気付いた。
どうやらコイツ、
超低血圧!
朝が相当苦手らしい。
あたしが起こさなければいつまででも寝てるぞ、たぶん。
「……うーん…うん……………スーッ…」
あたしの呼び掛けに一瞬反応したがまたすぐ眠りにつく龍仁。
これもいつものこと。
「起きろっつーの!」
あたしはズカズカと部屋に入ると龍仁が寝ているそばにしゃがんだ。
「…うん……あと5分………」
「ダメ。」
「………3分……」
「ダメ。」
「……いっぷ………」
「それ以上ねばんなら、チューすんぞ。」
「起きます。」
食い気味で言葉をかぶせるとすんなり起き上がった。