里穂の事は覚えている

だけど、その私の彼氏の名前と顔が思い出せない

全て葵に話し終わると泣いてしまった

夢姫「ごめん……」

涙を止めようとしたけどとまらなくて

目をこすっていると温かいものにつつまれた

夢姫「え?葵?」

葵「ムリに泣き止まなくていいから
泣きたい時は泣いていいんだから」

葵が私を抱きしめながら言ってきた

その言葉を聞くと

ずっと堪えてたものが一気に溢れ出てきた

その間、葵はずっと私を抱いててくれた

葵「もう落ち着いた?」

しばらくしてから葵が聞いてきた

夢姫「うん!もう大丈夫だよ!ありがとね。」

すごく、楽になった感じがした。

葵に話したからかな?