「おっはよ!陵!」


そう言い俺の背中を痛いぐらいにバシッと叩いてくる男は小学校からの馴染みで名前は伊勢元気


名前の通りどうしようもなく元気なやつで俺が率いている暴走族の副総長を務めている


見た目とは裏腹に冷静に物事を判断できて俺が頼りにしている仲間の一人だ


「どうしたんだよお前!いつになく心気くせぇ顔して」


「いつも通りの顔だ」