「ま、そんな大事な家族だからこそ、千夏」
「ん?」
ドンッ!
私の目の前に置かれるのは、お皿いっぱいのおかず。
「いや、私もうお腹いっぱいで………」
「何言ってんだ!!そんな細い体で!!」
さっきまで、長男争いしてたのに食い気味で言って来ないで。
心臓に悪いから。
「そうだぞ!これ食え!」
次から次へと「これも!」と目の前に置かれる。
いや、どう考えも食べれないから。
「いいか!女の子はな!細い体よりちょっと太ってる方がいいんだ!」
「だよな!細いと不健康みたいで嫌なんだよ!」
「そうそう!ヤッてる時に骨っ!」