「お、俺たちは関係ねぇんだよ!頼むよ!」



「ただ見てただけじゃないか!」



「そうよ!そうよ!」



「あ"?」


ビクッ


ブーイングを言ってくる皆をたった一言で黙らした………。



「てめぇらはバカか。何が関係ねぇだ。何が見てただけだ」



リュウトは私の所まで話しながら歩いて来て。



「ここにいてる時点でてめぇらは黒蝶の仲間で俺らの敵とみなす。だから、そんなもん関係ねぇんだよ」




紐をいとも簡単に外し解放してくれる。



そして、私の片腕を掴んでは立たせる。



「リュウトてめぇ、さっきから好き放題やってじゃねぇぞ!!」



「うるせぇんだよ」