その日からお母さんも希美ちゃんも私の扱いが180度変わり。
「千夏!ここ、ちゃんと拭けてないわよ!!」
「千夏!さっさとご飯作りない!」
「何なの!?このご飯は!!不味くて食べれたもんじゃなきわ!!」
「千夏!!」
それはまるで、メイドみたいにこき使われ。
お母さんと希美ちゃんが気に食わないことがあれば、服で隠れて見えない所にお母さんに殴られる日々。
学校に行っても、クラスからのイジメが待っていて。
お父さん………助けて。
お父さんに助けをもとめて10歳の頃。
夜に家から飛び出した。
お父さん………どこ?