「あ!そうだ!二人はまだ千夏ちゃんの連絡先知らないから教えておかないといけないよね!」
確かに。
こっちが一方的に登録してるだけだからね。
「放課後に会った時にでもって………何その顔」
「え?」
そのワクワクした様な顔されても困るんだけど。
可愛いから許すけどさ。
「ねぇ千夏ちゃん!今、かけてみたら?」
「今?でも、向こうだって学校でしょ?それに放課後会うんだしその時にでも教えたらいいんじゃ………」
「大丈夫!向こうの学校、凄いゆる〜いから!」
うん、それはなんとなく想像はつく。
「それに早く知って損はないでしょ?」
まぁ、確かに………。