「無視しても検査は減らないよ~」



クスッと真ちゃんが笑う。



わかってますよ。



私も一応医者ですから。



「わかってますぅ~」



ぷくっと頬を膨らませながら答える。



「よしよし。」



優しい笑顔で真ちゃんが頭をなでてくれる。



「僕たちに任せてくれれば大丈夫だよ。」



うん、2人のことは信用してます。



その日は真ちゃんの温もりを感じながら眠りについた。