「…やっぱそうじゃん。」



「うん、そうじゃないといいなとは思ったんだけど、残念ながら悪い方が当たった。」



なんて返せばいいのか…



感染症じゃなく、原疾患が悪くなっているらしい。



「なるべく短くするから。」



まだ了承もしていないのに、私の入院は決定事項のようだ。



「…それ約束。絶対守ってね?」



精一杯だ。これ以上何か喋ると泣きそう。



「任せとけ。」



信頼している颯くんの言葉は力強く、とっても優しかった。