「真ちゃーん…」



朝から体調が悪い。



「ん?どした?」



朝方病院から帰ってきてシャワーを浴びた真ちゃんが、濡れた髪をタオルで拭きながら、私の呼びかけに答える。



「なんか…お腹、痛い。」



「お腹…?昨日の夜何食べた?」



タオルを肩にかけ直し、私が寝転ぶソファーへと近づきながら質問する。