恵那ちゃんが倒れた日からずっと、私はほとんど休まず恵那ちゃんを診ていた。
恵那ちゃんの傍にいたいのに、他の仕事が減るわけでもなく、削るところといったら休憩時間しかなかったのだ。
けれど、それはそれで都合が良かった。
体を動かしていた方が、何かに夢中になっていた方が楽だったからだ。
そうでもしないと一日中気分が落ちて、ネガティブな考えが頭の中を占拠してしまうから…
恵那ちゃんの傍にいたいのに、他の仕事が減るわけでもなく、削るところといったら休憩時間しかなかったのだ。
けれど、それはそれで都合が良かった。
体を動かしていた方が、何かに夢中になっていた方が楽だったからだ。
そうでもしないと一日中気分が落ちて、ネガティブな考えが頭の中を占拠してしまうから…