「ねぇねぇお母さん!」


「なーに?」


「僕大きくなったらお母さんと結婚する!」


「あらあら、ありがとう。嬉しいわ。」


「ふふっ、じゃあ約束ね!」


「うん。約束。」







___________






青ざめている顔の母。

俺はその手を掴み、

告白する。





「母さん。


約束、忘れちゃったの?



俺大きくなったよ。


結婚しよう。




結婚したら、俺毎日キスするよ。


愛してるって言うよ。


記念日には、

母さんが好きなケーキを一緒に食べような。






そんで母さんは、


俺をずっと見つめててよ。


あと、毎日味噌汁作ってよ。


俺、母さんのだったらお代わりもいっぱいするし、


そうだ、週に一回は絶対デートしようね。


恋人繋ぎで街を歩こう。


だから、









生きてよお母さん。」