「…まぁそうだな。酒が入ってなかったらひよっこに甘えたりなんかしないしな。」

「あー!いま子供扱いしましたねぇ!?」

「お、ムキになってきた。」

ちょっとばかり、難波さんに弄られ子供な反応をしてしまった。
でもそれもそうだ。だって難波さんは10も年上なんだから、彼から見れば私は充分子供だ。

なーんて、自分のまだ子供っぽい部分を難波さんが年上だからって言い訳にしちゃう。

「くそぉ…30なるまでには大人っぽいいい女になってやる!!」

「いいな。その調子だ。」

私が何を言った所で、堂々としてる難波さんだろうから、この後も酔っ払った私はひたすら子供になった…。