天然若頭 × 暴走族Ⅱ

茉弥「皆さん。巌竜ってご存じですか?」



父「あぁイギリスの特殊警察のことだろ?裏では有名だから知ってるぞ」



星矢「俺達も知ってるぞ。最近よく聞く。」



麗大「特に特殊部隊がすごいって聞いたことがある」



『私達は』




『「巌竜特殊部隊の」』




『副隊長です』



茉弥「隊長です」



全員「えぇ!?」



そりゃびっくりするよね~笑



『私達は今回、旅行でこっちに来たわけじゃあないの。日本の警察が私達に手伝って欲しいということで特殊部隊がこっちにこさされたんだけど』



父「え、ってことは俺達の英雄が朱里と茉弥くんってことか?」




『英雄?まぁそういうことだね』



茉弥「朱里まだ信じてない人が数人いるけど?」



『そうですね。では仮面を被りましょう』



茉弥「あぁ」






カパッ



『これでも信じてくれない?』



星矢「!?本物か」



『だからそう言ってるじゃん』



茉弥「まぁ言うことはこれだけですお時間執って申し訳ありません。ではとりあえず警察の方へいくか」



『そうですね。じゃお母さんごめんやっぱり夜ご飯要らないわ』



母「そう?わかったわ」



茉弥「朱里行くぞ。ではお邪魔しました。」



『御意』






まさかあの時、



遊園地にいた仮面の巌竜の人が



朱里だったとはね



正直巌竜という有名な特殊警察組織に自分の妹が入ってる事は誇りに思うよ



けどちょっと複雑かもしれないな…



妹なのに妹じゃないみたい



朱里がだんだん離れていくような気がする



俺とは全然違う人生を歩んでる



凄いとは思うけどね!



兄としては自分の妹がそんな凄いところにいて



誇らしいけど



友達として考えたらちょっと残念だな



同じようなことさっきも言ったけどな



とりあえず今は帰ってきたことを喜ぼう!



そして楽しも!



まぁ茉弥ってやつは気に入らないけど



だっていちいちなんか邪魔してくるし!



触ろうと思ったらダメって言われるし!



なんか梨亜には申し訳ないけど正直いってカップルに見えてしまった



梨亜!申し訳ない!



星矢sideEND

警察庁_



『あのイギリスから来た巌竜です。』



受付「えっ!?あ、今警視総監の所へ繋ぎますね!」






受付「あの巌竜の方、総監室までお進み下さい。」



『はい。ありがとうございます。』






てか警視総監室どこだよ!




茉弥分かってんのかな?



茉弥「朱里焦ってるけど俺わかってるから」



『えっ!?そうなの!?あ、ごめん敬語抜けた』



茉弥「別に今はいいよ。総監室入ったらきちんとしてくれたらいいから」



『わかった』




総監室_



総監「今回はわざわざ遠いイギリスからありがとうございます。」



茉弥「いえ、こちらこそ巌竜の事を知っていただけてるだけでも光栄ですよ。」



総監「巌竜は仮面をつけていると聞いたのですが大丈夫なのですか?」



茉弥「はい大丈夫です。こちらではそろそろ制度を変える方向に進んでいますので。」



総監「特殊部隊の隊長さんはどちらですか?」



茉弥「僕です。」



『私は副隊長です。』






茉弥「僕が隊長なのですが腕が上なのは副隊長です。なので指示は僕がやってるんですが拘束する際は副隊長が強い方もしくは人が多い方に行ってもらってます。」



総監「そうなんですか。よろしくお願いしますね。副隊長さん。」



『はい。こちらこそ。』



てかあれは言った方がいいのかな~?



蝶華だったってことは



まぁ一応言っとこう



一応、総監には会ったことあるしね








『あの総監。私の事覚えてますか?』



総監「え?あのお会いしたことありましたっけ?」



『あの蝶華です。族潰しの。』



総監「あぁ!本当ですか!?」



『はい。』



総監「そうなんですか!今までありがとうございました!お陰で不正をしている族は少なくなり感謝してるんですよ!」



『そうでしたか。それはありがとうございます。』



茉弥「あの。本題に入りたいのですがいいですか?」



総監「あ、あぁそうですね。」




天然若頭 × 暴走族Ⅱ

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