茉弥「一応、Emperorの方々の名前もわかるよ」
『茉弥?もういいよ部屋行こう?』
茉弥「おう」
『じゃあ私達部屋いくね』
母「えぇ夕食時には呼ぶわね」
『うん!ありがとう』
叶人「部屋行くのか!?じゃあ俺らも行っていいか?」
『別にいいよ~』
ガチャ
『うわぁ!私の部屋だぁ!そのまんまだし~!』
茉弥「で、俺は部屋どうすんの?」
『ここだよ?私と同じ部屋、いいでしょ?』
茉弥「まぁそうだな」
翔平「いやいや!ダメでしょ!」
叶人「危ないぞ!襲われる!」
蒼志「別の方がいいでしょ」
諒哉「星矢が黙ってないだろ!」
『え、そんなに文句言われてもいつもそうだし』
Emperor「はぁぁ!?いつもだとぉ!?」
『まぁそうだよね?茉弥』
茉弥「そうだな」
翔平「え、茉弥と朱里ってどういう関係?」
『だから友達』
茉弥「普通よりちょっと仲がいいだけ」
てか隠すの面倒臭いし!
どうせ日本で活動するのにバレるのに~
電話しよう組織長に
『茉弥ちょっと電話してくるからちょっとでも仲良くなっときなよ』
茉弥「はいはい」
プルルルルル…
『もしもし組織長ですか?』
組織長〈あぁどうした?〉
『あのどうせ私たちの正体バレるんだったら言ってもいいんじゃないかなと思いまして』
組織長〈信用出来るやつだったら言ってもいいぞ〉
『本当ですか!?ありがとうございます!』
組織長〈あぁ気をつけろよ〉
『わかってますよ。それでは失礼します』
ブチッ
『茉弥許可貰いました』
茉弥「わかったじゃあここにいる人達に言うぞ」
『分かりました。よし!諒哉たちリビングに一旦行こう!星矢も来てるはずだから!』
諒哉「おう」
ガチャ
星矢「朱里おかえり」
『ただいまお父さんたちいる?』
星矢「あぁいるぞ」
父「どうした?」
『私と茉弥から言っておくことがあるの』
茉弥「すいません。」
茉弥「皆さん。巌竜ってご存じですか?」
父「あぁイギリスの特殊警察のことだろ?裏では有名だから知ってるぞ」
星矢「俺達も知ってるぞ。最近よく聞く。」
麗大「特に特殊部隊がすごいって聞いたことがある」
『私達は』
『「巌竜特殊部隊の」』
『副隊長です』
茉弥「隊長です」
全員「えぇ!?」
そりゃびっくりするよね~笑
『私達は今回、旅行でこっちに来たわけじゃあないの。日本の警察が私達に手伝って欲しいということで特殊部隊がこっちにこさされたんだけど』
父「え、ってことは俺達の英雄が朱里と茉弥くんってことか?」
『英雄?まぁそういうことだね』
茉弥「朱里まだ信じてない人が数人いるけど?」
『そうですね。では仮面を被りましょう』
茉弥「あぁ」
カパッ
『これでも信じてくれない?』
星矢「!?本物か」
『だからそう言ってるじゃん』
茉弥「まぁ言うことはこれだけですお時間執って申し訳ありません。ではとりあえず警察の方へいくか」
『そうですね。じゃお母さんごめんやっぱり夜ご飯要らないわ』
母「そう?わかったわ」
茉弥「朱里行くぞ。ではお邪魔しました。」
『御意』
まさかあの時、
遊園地にいた仮面の巌竜の人が
朱里だったとはね
正直巌竜という有名な特殊警察組織に自分の妹が入ってる事は誇りに思うよ
けどちょっと複雑かもしれないな…
妹なのに妹じゃないみたい
朱里がだんだん離れていくような気がする
俺とは全然違う人生を歩んでる
凄いとは思うけどね!
兄としては自分の妹がそんな凄いところにいて
誇らしいけど
友達として考えたらちょっと残念だな
同じようなことさっきも言ったけどな
とりあえず今は帰ってきたことを喜ぼう!
そして楽しも!
まぁ茉弥ってやつは気に入らないけど
だっていちいちなんか邪魔してくるし!
触ろうと思ったらダメって言われるし!
なんか梨亜には申し訳ないけど正直いってカップルに見えてしまった
梨亜!申し訳ない!
星矢sideEND