「うっわー!すっごぉーい!美味しそうーー!」


テーブルにつくとすぐ、次々に目の前に出てくる豪華な料理に目を輝かせてる新條。


うーん。

なんか、ねぇ? 

二人きりだとあんなに可愛いのに、…あ、新條はいつも可愛いけど…。


新條は一つに留まっていられるようなコじゃないから…ちょっと心配。

こんな料理にまでヤキモチ焼いてるオレもどうかなーとは思うけどね。

新條だけはホント、駄目。

その瞳にオレ以外が映ってるって思うだけでハラワタ煮え繰り返りそう…。
相手が、人ならまだ打つ手はあるんだけど、ねぇ?