を見て、不思議そうにしていた。教科書や

筆記用具をカバンから机に出し、頭を抱えて

椅子に座った。この頃私は腹痛と頭痛がひど

く喋ることができなかった。いつも通り友達

が私の机の横にきて喋りかけてきてくれる

「昨日のドラマ見た?!カッコよかっ
たね!って大丈夫?ねぇ、ちょっと!!」

もう痛くてたまらなくて友達の心配する声

に反応して涙がこぼれ出てきた。

こんな私を見て友達が

「ねぇ、保健室行こ!やばいって!立てる?」