私はさっき遥太と話していた部屋に戻る



「遥太!!!
どうしてなんも言ってくれないの??
私たち、付き合ってたんだよ?」



「なんのことだ、もう話しかけるなよ」


部屋の片付けをしていた遥太




「あのね、ずっと遥太が忘れられなかったの
酷いこと言われたけど、告白されるたび
遥太が出てくるの。行かないでって そう言われてる気がして」




「もうやめろよ。
過去のことなんて、俺は家族誰一人守れなかった
そんな男が最愛の彼女を守れるわけないだろ
おれは、えいかの近くにいちゃいけないんだ。」

苦しそうな顔しないでよ


「俺はお前を守れないんだ。もう
誰も失いたくない、失うくらいなら距離を置いた方がマシだ」