季節はもう秋。




寒くてブレザーいるかどうか悩んだ。




夏休みなんてすぐに終わっちゃって、早く終われなんて思ってたのに、後半はほぼ葉月葵と伽斗と海璃君と過ごしていたからあっという間だった。




変化があるとすれば、お互い呼び捨てで呼ぶようになったことくらいかな？




みんなで勉強したり、花火したり。




ありきたりだけど、そんな感じで過ごした。




「莉那ー？いるー？」




「いるに決まってるでしょ？教室にいろって言ったのは葉月葵なのに。」




廊下から大きな声で私を呼ぶ。




恥ずかしいんだけどな。




「よっ！ちょっと相談があってね。」




「うん。なに？」




「実は、、、、、、、、、私、海璃に告白されたの。」




「えぇーーーーーーーーー！？」




「しっ！！おっきいよ声！！」




だって、まさかの海璃！？




「なんて、言われたの？」




「初めてあった時、一目惚れだったって。」




そんなドラマみたいな事が現実に起きるのか！！




びっくりだけど、海璃と葉月葵。




お似合いだと思うけど、、、、、、




「それで、どうするの？」