母やおばあちゃん、ひいおばあちゃんの大人らしくない行動を見ていたから、それに影響してしまっていたから。




私の一番大切なもの。




友達に迷惑をかけていた。




だからもう、変なこと考えないよ。




だって、伽斗が私は凄いって教えてくれたから。




私の基準は、友達だから。




もう、私は何も出来ないなんて思わない。




「私に出来ない事なんて、ないよね。」




「、、、うん。莉那はなんでも乗り越えられるよ。でも、俺達がいることも忘れないで欲しいけど。」




「うん。もちろん!!私の一番の大切な人達だもん!!」




私がそう言うと、伽斗は嬉しそうに笑った。




そして、ゴローンと横になる。




「でも、手ぇ振り払われた時はちょっと傷ついたなー!!」




「あっ、だからほんとにごめん!!運べると思ったし、なんか、私伽斗に頼りすぎなんじゃないかって思って。」




ほんとのことを言ってるのに、伽斗はなぜか笑ってる。




「なんで笑うの?」




「ん?なんか、面白くて!!たじたじな莉那も面白いなーって。」




「っ!もう!こっちは本気で謝ってるのに!!」




「あははっ!!ごめんごめん!!りなちゃん怒らないで?」





急にちゃん付けで呼んできたと思ったら、変顔しだして。