「せっかくだし、浴衣とか甚平とか着ませんか!?」




夏っていうのもあるけど、浴衣来ていくって言ったら、おばあちゃんもバイトだとは思わないだろう。




どうせ、バイト半分、遊び半分なのだから。





「あっ、それいい!!売れるかもしれないし!!」




じいちゃんに相談してみるわと、1度海璃君が席を外した。




すると、伽斗が私の隣に座った。





「ん?立ってるの疲れた?」





「ううん。そういうんじゃないけど、、、、、」





なんか、




「変なの。かとりーぬ。疲れてるならそう言えばいいのに。」





私が頭をポンポンとすると、そのままテーブルに項垂れてしまった。





それを見てなぜか笑ってる葉月葵。




なんだろうと思っていると、海璃君が戻ってきた。





そして、その後ろには、




「オーナーで俺のじいちゃん!!」





「いつも2人がお世話になってます。お店にも来てくれてるみたいで、ありがとうね。」