「自分の息子、こんな状態なのに帰るの?謝りもしないの?」




「謝ったところで何も変わらないよ。、、、ほんと、あんたってだれかにそっくり。」





私はその言葉と同時に母の服を掴んだ。





「何すんのよ!!!」




「その誰かって誰!?!?みんなして、私の事そう言うけど、誰に似てるのよっ!!私になんの文句があるって言うの!?」




私の迫力にもものともせず、私の手を振り払った。





「こっちだって言わせてもらうけどね、全ての始まりを辿っていけば原因はあんたよ!!!」





「なにが?」




「あんたが結婚する前に腹の中にいたから、私は結婚したの!!そして、離婚したら今度は私が責められる!!あんなやつと結婚してって。なんなのよ!!いい加減にしてよっ!!あんたが楯突く度に、父親そっくりなんて言われるし!!もううんざりだっての!!」




「どうしてそんなこと言われなきゃいけないのよ!!あんたがいなければ、あんたさえいなければ、こんな生活になってない!!私だって自由に生きられた。なのにっ!!今は子供3人も置いていかれて、文句言われるし、冗談じゃない!!」