医者の話と入院の手続きの間、私はその部屋の外に立っていた。
そして、母が出てくると、私に目もくれずに行こうとするから後ろから手を捕まえた。
「なによ。」
「話あるんだけど。」
半ば強引に病院の外に連れ出すと、手を離した。
「あんた、手痛いんだけど。」
「そんなの痛いって言わない。響樹の方がよっぽど痛かったんだから!!」
溜まっていた言葉が一気に溢れ出た。
「自分の息子、自分の手で傷つけて逃走って、何考えてるのっ!?今回ばかりは絶対許せない!!母親だろうがなんだろうが、人としてどうかしてる。」
「なんとでも言えばいいじゃない。元はと言えば、あの子が生意気言ったのが始まりよ。、、、またこうやって、入院なんて。保険に入ってなかったらもっとお金かかってたし。」
目の前にいるのは、本当に自分の母親なの?
この人は、何を言ってるの?
そして、母が出てくると、私に目もくれずに行こうとするから後ろから手を捕まえた。
「なによ。」
「話あるんだけど。」
半ば強引に病院の外に連れ出すと、手を離した。
「あんた、手痛いんだけど。」
「そんなの痛いって言わない。響樹の方がよっぽど痛かったんだから!!」
溜まっていた言葉が一気に溢れ出た。
「自分の息子、自分の手で傷つけて逃走って、何考えてるのっ!?今回ばかりは絶対許せない!!母親だろうがなんだろうが、人としてどうかしてる。」
「なんとでも言えばいいじゃない。元はと言えば、あの子が生意気言ったのが始まりよ。、、、またこうやって、入院なんて。保険に入ってなかったらもっとお金かかってたし。」
目の前にいるのは、本当に自分の母親なの?
この人は、何を言ってるの?