「手術は順調に進んでいます。あと少しで終わりますよ。後遺症もないですし、2ヶ月ほどすれば元のように見えるようになると思います。それまでは眼帯が必要ですが。」




「そうですか。」





、、、、、、、、、、、、、、、ん?





「今日から2週間は入院してもらうかたちになるので、お母様はこちらで入院の手続きをお願いします。」





「はい。」





「私も行きます。」




莉那がそう言って、2人について行った。




それよりも俺が感じたさっきの違和感。




なんか、冷たい返事の仕方っていうか。




隣で莉那は黙っていたけど。




母親ってあの人か、、、、、、




なんか、莉那とはまた違う雰囲気?




そんなことを1人考えていると、伊知ちゃんが俺の袖を引っ張った。




「ん?どうした?」




「名前、なんて言うの?」




「あっ、言ってなかったね!俺は伽斗。」





「かと?」




「うん。」