気付くと太陽が上がり始めていた。


「もうそんな時間なんだね」


「ほんと早いね。

ねぇみなみ?

ひろとと、暁月と出会ってくれて本当にありがとう。

幹部の奴らしかよく知らないけど、あいつらがこんないい顔してるの見たことないよ。

全部みなみのおかげなんだよ、わかってる?

もうみなみは暁月にいなきゃいけない存在なの。

だからこれからも、ひろとと暁月のことよろしくね」