ブゥゥゥン

凄まじい音と共に前列の男が大声をあげた。
リクだ。


「みなみちゃん!!
俺らからのクリスマスプレゼントだよ!!」


私が目にしたのは、バイクの光で私たちを照らす暁月のみんなだった。


「…こんなのずるいよ、ヒック

ありがとう!あの時も今この時も、私に光を与えてくれて!みんながいるからすっごい幸せだよ!

みんな…ヒック 大好き!!!」