「すっごい可愛い!一生愛用する!ありがとう」


ひろとは照れてなのか顔を隠した。


プルルルル 


このタイミングでひろとのスマホがなった。

「あぁ、わかった」

それだけ言って電話を切った。


「じゃあ行くか」


と言って桜庭さんの乗る車に乗せられた。

行き先を聞いても教えてくれなかったけど、ひろとは隣に座ってずっと私の髪をいじってた。