傷が見えるように敢えてショートパンツを履いて稽古に参加する





「…」
「…」
「湊くん、それ…」

『一生消えないアザの役ですよね?』



白石さんも無論見て怯えている





『白石さん、俺はあなたに何もしませんよ。だからそんなに怯えないでください』

「み、湊くん…」

『ただし、何もしないだけです。俺は友男として何もしません』




それが、俺の答え



恋人でもなく、偶然、面白いおもちゃであるただのバディ