もう一度私たちはキスをした。


今度はもっと、深い深いキス。


私たちの愛の証。


「んん、、、柊琉、、、ずっと一緒だからね。」


「うん、愛してる。」


人通りのないこの公園はやけに静かで


世界に私たち二人だけしか


いないように思わせた。


隣を座る柊琉の方へ目を向ける。


月の光に照らされた横顔。


夏の風に吹かれてなびく髪。


全部、綺麗だった。


「このまま時間が止まっちゃえばいいのに。」


1人でそっと呟いてみた。