「頭も痛くなってきたな。」


私は常備している頭痛薬を飲んだ。


持病の影響か私は頭痛になりやすい。


と言っても月に一回程度なので


特に苦労はしていない。


頭痛薬を飲み終え、昼寝をしようと思い


布団の中に入ると


柊琉からLINEがきた。


「俺、明日からキャンプ行ってくるね」



「んー、女の子と?」


「女子もいる」


、、、え?


女の子とキャンプ?


てことは女の子と一夜を共に過ごす的な?


そんなの耐えられるはずがない。


人一倍嫉妬深い私は


柊琉が他の女の子と仲良さそうにしているだけで


少し悲しい気持ちになってしまう。


心の中にはたちまち不安が広がった。