「こちらは難波警部と、烏丸刑事です。」

2人を紹介すると、ちゃんと大人な対応をした。

「ちょうど今みんな集まってるの。
ついてきてちょうだい。」

門真先生は俺達を占いサークルを開いてる第三会議室へと案内してくれた。

中を見渡すと、6人の女性達が上座に座る女性からアドバイスを受けたりしていた。
もっと禍々しい雰囲気かと思ってたが、案外カジュアルで和気あいあいとしていてホッとした。

「門真先生!その人達は…?」

指導している女性がこちらに気づいた。

「講習中ごめんなさいね。
警察の方達で、あずみさんの事で来たの。」

「どうも、中村芹那と言います。
あずみ先輩が卒業してから私が教えてるのよ。」

パーマを当てたボブの金髪の芹那さんは、
あずみさんとはまるで反対のタイプだ。
彼女が癒し系なら、芹那さんはクール系だ。